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2019.07.30|家族相談会第2回目が開催されました!

ご家族の皆様にお集まり頂き、令和元年度家族相談会の2回目が 712日金曜日に開催されました。当相談会は、統合失調症の患者さんを抱えるご家族対象の、必要な情報の共有と仲間作りを目的とした集まりです。今回は21家族27名のご参加をいただきました。 今回前半では「統合失調症の症状と経過」と題して、精神科医の方から情報提供を行いました。幻聴の特徴と現れやすい条件(不安、孤立、過労、不眠の4条件)を説明し、妄想、その他症状の概要と、ご本人が体験している幻聴の「バーチャルハルシネーション」(ヤンセンファーマ・統合失調症ナビ)の紹介を行いました。「バーチャルハルシネーション」については休憩時間に体験版のCD-ROMをご家族の皆様でご覧になり、ご本人さんの体験している苦しさへのイメージが持てると好評でした。病気の経過について前兆期・急性期・消耗期・回復期に分けて、それぞれの時期の特徴、過ごし方、心がける事について解説を行いました。なかなか回復しない慢性期の状態においても、仲間やスタッフとつながり続ける事、本人なりの長所、強み、楽しみなどを活かすこと、自分の人生に価値を見いだすことでリカバリーに向かっていけることをお伝えしました。最後に統合失調症の治療を、ストレスという名の水がたまるダムに例えた「ダムモデル」で説明し、薬物療法、対処方法を身につける、環境を整えるといった総合的なアプローチで治療していくことをご説明しました。その後4~5名に分かれて、ご本人さんの経過を支えていく上でこれまでしてこられた工夫について話し合って頂きました。これまで支えてこられた苦労や、日々行っている工夫などについて多くの意見交換がなされていました。 後半は初回参加のご家族と複数回参加のご家族とで班を分けてそれぞれグループワークを行いました。初回参加のご家族は国府台方式(こうのだい)グループワークを行いました。これは東京の国立医療センター国府台病院で考案されたもので、ご家族同士が体験を共有できて、大変な問題を抱えている中で自らの気持ちや頑張っていること、出来ていること、アイデアに目が向くように考案されたものです。複数回参加のご家族はWRAPグループワークを行いました。これはアメリカで長年精神障害を患い、その後に回復したメアリー・エレン・コープランドさんが開発した、自らが元気になるための「元気回復行動プラン」(Wellness Recovery Action Plan:略してWRAP)です。当事 者のみならず、当事者を支えるご家族やその他健常者誰でも、自らを助けて元気になっていけるセルフヘルプの技法です。今回、同じメンバーで集まるのは2回目ということで、前回よりも打ち解けられ、どちらの班でも活発な発言、体験の共有、意見交換、交流がなされていました。

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