精神科/心療内科/児童思春期精神科/内科/歯科 福間病院医療法人 恵愛会 福間病院

新型コロナウイルスウイルス感染症対策に伴う電話再診のお知らせ

新型コロナウイルス感染症対策のため、電話再診を開始することになりました。

※電話再診とは、電話により主治医の診察を受けることで、併せて薬の処方も行うことができる再診の方法です。

  • 【電話再診が可能な方】
  • ・当院かかりつけの方
  • ・本人確認が十分に行える方
  • ・体調に変化がない方
  • 【電話再診が出来ない方】
  • ・初診の方(前回の受診から約3 ヶ月以上を経過した方を含む)
  • ・薬物調整や検査など、主治医の治療方針により来院が望ましい方
  • ・インスリンなどの処方がある方
  • ・定期注射のある方
  • 《留意点》
  • ・電話再診希望の方は、まずは外来に予約を入れてください。
    その際IDを確認しますので、診察券をお手元にご準備の上、お電話ください。
  • ・薬の受け取りは直接来院いただくか、郵送となりますが、郵送にかかる費用はご本人負担となりますことをご了承ください。
  • ・郵送の場合は、お届けに数日かかることがありますので、残薬のゆとりを持って予約いただきますようお願い致します。
  • ・電話再診は、主治医再来予約枠での案内とさせていただきます。
    なお、大変混雑することが予想されますので、お電話による診察は短時間となりますことをご理解ください。

電話再診受付:平日8:30~17:00(土・日・祝は受け付けておりません。)
       電話0940-42-0145
受付開始日 :4 月22 日(水)から

新型コロナウイルスに伴う外来解錠時間の変更と検温のお願い

当院におきましては、新型コロナウイルスに伴う緊急事態宣言が発令されたことを受け、外来の解錠時間を以下の通り変更させて頂いております。

変更前     変更後
7:30 → 8:00

あわせて受付前に検温と手指消毒を実施させて頂いております。
何卒、ご理解、ご協力をお願い致します。

理事長交代のお知らせ

2020年3月31日付で、坂田利家が医療法人恵愛会理事長を退任し、同年4月1日付で、西村良二が新理事長に就任いたしましたことをご報告いたします。

新体制となりました後も、皆様のご期待にお応えできますよう職員一同、より良い医療の提供に努めて参ります。今後とも当院の運営にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

「2020標準版家族心理教育研修会in福間」を開催しました。

当事者を支えるご家族を、精神科医療職、福祉職スタッフが効果的に支援するための技法を学ぶ研修会を2月15日、16日に開催いたしました。

当事者を支えるご家族への効果的な支援は、精神科医療においてとても大切なことです。1990年頃、家族を治療の共同パートナーとして必要な情報を提供し、対処技能の向上を目指す「家族心理教育」がアメリカから日本に紹介され、国立国際医療研究センター国府台病院にて、日本の臨床現場に即した形の「国府台モデル」が開発されました。
古くから家族支援に力を入れていた当院でも2010年に「国府台モデル」を導入し、院内各部署の理解と協力のもと当事者、家族を対象に心理教育プログラムが継続されています。今回、心理教育・家族教室ネットワーク主催の「標準版家族心理教育研修会」を、当院デイケア棟を会場に開催することが出来ました。自分の施設で家族支援を立ち上げたい、心理教育を本格的に学びたいと希望する受講生が、九州圏内にとどまらず北は北海道から南は沖縄まで全国各地から40名集まり、2月15日、16日の2日間の講習を受けました。当日はコロナウイルスの全国的流行も懸念される中、体調不良の方には出席をご遠慮頂き、会場にはアルコール消毒、手洗い場、マスクの配布などの対策も行いました。
家族心理教育のインストラクターとアシスタント総勢9名が講師陣を務め、講義のみならず数々のロールプレイ、グループワークを通して、心理教育・家族支援を現場で実践するための技術、心構えを共に学びました。当院からは受講生5名、講師3名が参加しました。
研修会の最中には、講師同士の和気藹藹とした掛け合いに笑いがあがったり、グループワークのデモンストレーションを受講生が熱心に聞き入ったり、数名の島に分かれてのロールプレイで会場全体が熱気に包まれたり、楽しさの中にも真剣な学びのある非常に充実したものとなりました。
会の終わりには「帰ってから自分たちの現場で家族支援や心理教育を立ち上げたい」「心新たに頑張りたい」との声を多数頂きました。この研修会が九州や全国各地の医療現場での更なる家族支援・心理教育の活動のきっかけとなるとすれば、開催スタッフ一同、望外の喜びです。実り多き研修会となりましたことを心より感謝申し上げ、ご報告とさせて頂きます。

文責:心理教育委員会 鈴木宗幸

新型コロナウイルス対策に伴う来院患者各位及び面会へのお願い

当院では、院内感染を未然に防ぐため、以下の対策をご理解頂き、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

JAF講習会


2020年2月7日に、業務で車両を運転する職員やマイカー通勤をしている職員を対象に、JAFから講師を招き、交通安全講習会を開催しました。
「運転技術の向上に努める事」「危険予測をする事」「行動計画を立てる事」「安全に対する価値観を持つ事」の4つに重点を絞った内容で、60名の職員が受講致しました。

家族相談会第8回目を開催しました!

ご家族の皆様にお集まり頂き、令和元年度家族相談会の8回目を1月10日金曜日に開催しました。当相談会は、統合失調症の患者さんを抱えるご家族対象の、必要な情報の共有と仲間作りを目的とした集まりです。今回は22家族26名のご参加をいただきました。今年度の最終回ということで、外部講師としてリカバリーセンターくるめ施設長、日本ピアスタッフ協会会長の磯田重行さんにお越し頂き、「誰もが自分の力を信じ、元気で自分らしく生きる」と題して、特別講演をして頂きました。
自らの闘病体験と、それを乗り越える過程は、とても説得力のある内容でした。当初は、病気になってこんなに辛いのは自分だけ、不幸な家族はうちだけだと感じていたそうですが、デイケアで仲間と出会い、同じような人がいるんだと実感し、頑張っている先輩メンバーをみて、「この人たちのように社会復帰したい」と思えるようになったそうです。また、当事者活動に関わるようになってお互いの苦しみや、病院、行政への意見など忌憚なく話し合う、メンバーの姿に、「当時は精神障害になったら社会の片隅で、周囲に迷惑かけないようにひっそりと生きていかなければならないと感じていました。権利を主張しても良いんだとびっくりした」と当時のカルチャーショックの体験を語られました。その後、精神障害者手帳を取得した際には、病気である自分を受け入れ、気持ちの上で色々なことを諦めたそうです。「諦める」ということはとても困難でつらい決断でしたが、今ふりかえって、そこから全てが始まったと思える、病気になったことはずっと不幸だと思っていたが、20年経った今、「病気になってよかったこともある、今は自分に与えられた使命をしっかりやっていこう」と思えるようになったと、自らのリカバリー体験を実感をもった言葉で語られていました。
その後WRAPと出会い、ファシリテーター養成研修を受講。「自分は自分で良い。自分にももっと出来るかも」との感覚を持てるようになり、ピアスタッフとしてキャリアを積まれ、役割、責任を任される中で働く力、頑張る力が次第に戻ってきたそうです。最初は短時間勤務だったのが、いつか施設の統括、新規事業の立ち上げまで任されるようになられ、2017年度から日本ピアスタッフ協会の会長にも就任されました。現在日本において、ピアスタッフは医療の現場には少ないが、福祉の現場には多いそうです。まだ全国できちんと制度化されていない、発展途上の段階ですが、今年札幌で「第8回全国ピアスタッフの集い」が開かれる予定で、次回は福岡での開催を企画中だそうです。ピアスタッフの大きな役割のひとつは、自らのリカバリーストーリーを語り、利用者のモデルになること、新しい支援の形を作り、現場の価値観を変えていくことだと話されていました。2017年に立ち上げたリカバリーセンターくるめは、磯田さんも含めて過半数の職員がピアスタッフであり、まずはスタッフが元気であることをモットーに、プログラムはあくまで枠組みであり、個別の対応を大事にして日々運営しているそうです。
自らの実体験と歩みを飾らずに訥々と語る磯田さんの姿は、大いなる説得力を持って響くものがあり、ご家族の皆様もスタッフ一同も50分程の講話を熱心に聞き入っていました。その後、ご家族数名ずつにわかれて、講話を聞いてどう思ったか、感想を話し合ってもらいました。その後の質疑応答では、磯田さんが薬をどのように減らしていったのか知りたいとか、自己肯定感を本人も家族も育むためにはどのようにしたらよいのかなど、色々な質問も上がりました。今年度の最後の集まりに、当事者からのリカバリーの生の体験を聞くことで、非常に触発される相談会となりました。
毎回運営していて思うことは、この家族相談会が、ご家族自身の持っている力、ご家族同士で支え合う力を、我々スタッフが実感する場であるということです。ご家族を支援する場であるのに、こちら側がご家族から学びをもらい、自らの精神科医療職としての価値観を再構築する良い刺激をもらっているのは不思議なことだと思います。支援者、被支援者の垣根を越えて、人同士としてつながり会うことの出来る場を、今後も継続、発展させていきたいと思っています。 令和2年度の家族相談会は6月から開催の予定です。3月頃から院内各部署にポスターの案内を貼り出しますので、スタッフにお気軽にお問い合わせ下さい。

文責:鈴木宗幸