家族相談会~第8クール 5回目が開催されました!~
ご家族の皆様にお集まり頂き、10月20日(金)に第8クール5回目の家族相談会が開催されました。講義、グループワークの内容は全国で普及している「国府台方式」の家族心理教育プログラムに基づいたものです。
<講義>
テーマ:「社会資源」 担当:南、荒牧
内容:まず精神保健福祉士という職種についてご説明し、私たちがどのような支援をしているのかご家族の皆様にお伝えしました。自立支援医療、障害年金、精神障害者保健福祉手帳、訪問看護、就労支援等について、実際の申請方法や更新の注意点、利用することでのメリット等を知っていただきました。社会資源を活用することで、ご本人・ご家族によりよい生活を送っていただきたいという思いでお伝えしましたが、皆さん熱心に耳を傾けておられました。
<グループワーク>
今回は9家族10名のご参加をいただきました。
Aグループ:5名
Bグループ:5名
<Aグループの様子>
参加されたご家族それぞれが他のご家族の体験談について関心を高く持たれ、共有されていました。また他家族からの工夫やアイデアを頂き、「家に帰ってからすぐにやってみよう」等のご感想を頂きました。
<Bグループの様子>
この1ヶ月の間に就労に成功したという嬉しい知らせが2名の方から報告され、皆で喜びを分かち合いました。相談事では、入院が長期化して希望が見えない本人へ出来るだけのことはしてあげたいがそれが出来ないもどかしさ、将来自分が年老いた後の心配が語られ、グループで思いを共有しました。