第26回福間病院作業療法士同門会開催
平成30年の健康増進法改正に伴い、全ての病院は令和1年7月1日をもって、禁煙とすることが定められました。つきましては当院におきましても、令和1年7月1日をもって全ての建物内及び病院敷地内(屋外の指定場所を除く。)が全面禁煙となりました。
また、屋外の特定屋外喫煙場所についても10月1日をもって閉鎖し、同日より病院敷地内が全面禁煙となります。
喫煙に伴う健康への悪影響を止めるとともに、喫煙に伴う煙により周囲の人達におよぼされる健康上の被害を防止する(受動喫煙の防止)ための対応であり、皆様のご理解とご協力を賜りますように謹んでお願い申し上げます。
院内禁煙のお知らせ
平成30年の健康増進法改正に伴い、全ての病院は令和1年7月1日をもって、禁煙とすることが定められました。つきましては当院におきましても、令和1年7月1日をもって全ての建物内及び病院敷地内(屋外の指定場所を除く。)が全面禁煙となりました。
また、屋外の特定屋外喫煙場所についても10月1日をもって閉鎖し、同日より病院敷地内が全面禁煙となります。
喫煙に伴う健康への悪影響を止めるとともに、喫煙に伴う煙により周囲の人達におよぼされる健康上の被害を防止する(受動喫煙の防止)ための対応であり、皆様のご理解とご協力を賜りますように謹んでお願い申し上げます。
第31回福間病院医局同門会
令和元年7月6日(土)に第31回福間病院医局同門会が行われました。
卓話講師として、平田健太郎先生に「私の精神医学修行記-教えを受けた先達方」という演題名でご講演いただきました。
その後の懇親会では懐かしい話で盛り上がったり、新入職医紹介が行われたりし、盛会のうちに閉会いたしました。
関係者の方々におかれましては、お忙しい中ご参加いただき、ありがとうございました。
令和元年度の家族相談会、第1回目が開催されました!
ご家族の皆様にお集まり頂き、令和元年度家族相談会の1回目が6月14日金曜日に開催されました。当相談会は、統合失調症の患者さんを抱えるご家族対象の、必要な情報の共有と仲間作りを目的とした集まりです。今回は17家族22名のご参加をいただきました。
前半の情報提供ではまず、当相談会の成り立ちについて、日本各地で行われている効果の実証されている家族支援プログラムであることをご説明し、ご本人だけでなくご家族への支援の必要性、当院の家族相談会の概要(月1回開催、8回シリーズ、前半情報提供・後半グループワーク)についての説明を行いました。その後統合失調症という病気の概要、薬物療法と非薬物療法を組み合わせた適切な治療、リハビリテーションによって回復可能な病気であること、症状についての知識を本人も家族も得ることが大事であることを説明しました。代表的な症状である幻聴について、幻聴の起こり方、特徴、幻聴が起きやすくなる条件と対処法について解説しました。皆さん真剣に講義内容を聞かれ、その後ご家族同士数名でグループを作り、「どのようなきっかけでこの場に参加したのか・今何に困っているのか」話し合って頂きました。初回にも関わらず、ご家族の皆さん同士の交流が活発に見られました。
後半は初回参加のご家族と複数回参加のご家族とで班を分けてそれぞれグループワークを行いました。初回参加のご家族は国府台方式(こうのだい)グループワークを行いました。これは東京の国立医療センター国府台病院で考案されたもので、ご家族同士が体験を共有できて、大変な問題を抱えている中で自らの気持ちや頑張っていること、出来ていること、アイデアに目が向くように考案されたものです。複数回参加のご家族はWRAPグループワークを行いました。これはアメリカで長年精神障害を患い、その後に回復したメアリー・エレン・コープランドさんが開発した、自らが元気になるための「元気回復行動プラン」(Wellness Recovery Action Plan:略してWRAP)です。当事者のみならず、当事者を支えるご家族やその他健常者誰でも、自らを助けて元気になっていけるセルフヘルプの技法です。どちらの班でも活発な発言、体験の共有、意見交換、ご家族同士の交流がなされました。
月刊サービス向上~第59号~
サービス向上委員会からです。
今回は、窓口に花運動、給食新メニュー、委員会作成カレンダーをご紹介します。
・窓口に花運動のご紹介
各部署では就労支援センター「緑の里」よりいただいたバラのお花を詰所や面会室などにきれいに飾っています。患者さんやスタッフにとても好評で、元気と癒しをもらっています。
・給食新メニューのご紹介
栄養科ではできるだけ意見箱の声にお応えできるように、栄養科職員総力を挙げて日々努力しております。今回は5月新メニューを4つご紹介させて頂きます。
【5月5日(パエリア風、菜の花と鶏肉のピーナツ和え、子どもの日ゼリー)】
サフランライスに海老やアサリ、ホタテの小柱を混ぜてパエリア風のごはんをつくりました。(栄養科)
【5月8日(サーモンフライ、タルタルソース、キャベツソテー、ブロッコリーツナサラダ、ヨーグルト)】
鮭の価格は上昇中・・・。ですが鮭を給食でなんとか提供したい!
その願いが叶って、サーモンフライを提供することができました。タルタルソースと相性
抜群☆彡(栄養科)
【5月15日(油淋鶏、キャベツソテー、小松菜の和え物、豆腐の中華和え)】
揚げた鶏肉に、にんにく、生姜、根深ねぎの香味野菜をふんだんに入れた酸味の効いたタレをかけた油淋鶏のお味はいかがでしたか?(栄養科)
【5月17日(ハヤシライス、大根サラダ、オレンジ)】
牛肉、しめじ、マッシュルームの入ったハヤシライス。
カレーとはまたひと味違った味を楽しんでいただけましたか?(栄養科)
・委員会で作成したカレンダー(6月)のご紹介
「ゆっくり ゆっくり 歩きましょう」(8病棟)
「広げよう 笑顔で始まる 信頼関係」(地域医療連携室)
外来予約診療開始(6/1~)のお知らせ
当院では、外来を受診される皆さまに行き届いた治療が提供できるよう、6月1日(土)より、初診・再来ともに予約制となります。
そのため、予約なしで来院された方のご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。
なお、直ちに入院の必要がある方など、緊急の場合はこの限りではありません。
詳しくは当院の地域医療連携室スタッフにお問い合わせください。
予約受付時間 平日 8:30~17:00
電話番号 0940-42-0145
担 当 地域医療連携室ソーシャルワーカー
月刊サービス向上~第58号~
サービス向上委員会からです。
今回は、OTイベント活動、給食新メニュー、委員会作成カレンダーをご紹介します。
・OTイベント活動のご紹介
4月26日、福岡県病院対抗親善スポーツ大会が雁ノ巣レクリエーションセンターで開催されました。今回で82回目という長い歴史を持つこの大会は春と秋に年2回行われています。当院からは1病棟、6病棟、7病棟、中央3病棟から6名の患者さんとデイケアのメンバーからゲートボール2チーム、ソフトボール2チームが出場しました。
「スポーツを通して身体機能の維持・向上や他病院の方と交流する機会や達成感を得る」という目的のもと、普段とは違う環境で他者と触れ合う機会というのは患者さん方にとって非常に貴重な体験であることを感じました。最初は皆さんやや緊張されているようでしたが、一緒のチームでプレーしている内に自然と冗談や笑顔がこぼれる場面もあり、改めてスポーツが持つ力や魅力を実感できた1日でした。それぞれのチームは活躍しましたが、特に、デイケアのソフトボールAチームは見事優勝することができました。これからも作業療法士として患者さん方にスポーツの楽しさや人と触れ合う喜びを伝えていけたらと考えています。ご協力、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
(精神リハビリテーション科 作業療法士)
・給食新メニューのご紹介
栄養科ではできるだけ意見箱の声にお応えできるように、栄養科職員総力を挙げて日々努力しております。今回は4月新メニューを2つご紹介させて頂きます。
【4月1日(桜散らし、菜の花と鶏肉のピーナツ和え、イチゴムース)】
桜が咲く時期にあわせ、ごはんに桜の花、桜の葉を混ぜた桜散らしの提供を行いました。色彩も卵の黄色、でんぶのピンクと春らしい色合いに仕上がりました。(栄養科)
【4月4日(チキンカツ、ボイルキャベツ、アスパラベーコンソテー、ブドウゼリー)】
意見箱でもリクエストをいただいていたチキンカツを今回、給食で提供してみました。サックリ揚がったチキンカツはいかがでしたか?(栄養科)
・委員会で作成したカレンダー(5月)のご紹介
「四角顔 挨拶 笑顔で 丸顔に」(1病棟)
「さあ 行こう 散歩は元気の源だ」(8病棟)
第49回福間春季大学開催
4月25日(木)、第49回福間春季大学が開催されました。
朝まで降っていた雨も上がり、地域の多くの方々に参加いただきました。
頭と体の体操 リラックスタイムからスタートし、当院歯科医師 篠原義憲先生による「歯周病と健康長寿~ご存知ですか、歯周病の怖さ!~」の講演、そして、講演終了後には、つつじや藤の花満開の院内を散策いただきました。
朝早くからお越しいただきありがとうございました。来年もお待ちいたしております。
月刊サービス向上~第57号~
サービス向上委員会からです。
今回は、OTイベント活動、新入職オリエンテーションの接遇講義、給食新メニュー、委員会作成カレンダーをご紹介します。
・OTイベント活動のご紹介
3月27日、うららかな春の陽気のもと、院内の池のほとりにて中央3病棟のお花見を行ないました。当日は気温も上昇し絶好の花見日和で、満開には少し早かったのですが、きれいに開いた花とこれからまさに咲かんとする蕾の両方を楽しむことが出来ました。お花見では「さくらさくら」の合唱やレクレーションなども行い、自発的に俳句を詠んで披露する患者さんも出てきて笑顔ほころぶひとときを過ごしました。
お花見の目的として「自然を五感で感じ、気分転換や同じ病棟の仲間との交流を図る」ということを挙げるのですが、中央3病棟は自力で病棟外に出ることが難しい車椅子や歩行器の患者さんが多いため、ほとんどの方が自然に触れる機会は極めて少ないといえます。そこでこのような患者さんらが外に出るには、どうやったらいいのか、どのようにして安全かつ安楽に移送するか事前に話し合いを行なっています。今回も斎城専門師長以下、病棟スタッフが一丸となって病棟から池のほとりまで何度も往復し、患者さんの移動を介助して実現しました。これからも一木一草を治療の道具にするため、病棟の協力を得ながら外での活動を行なっていきたいと思います。(中央3病棟担当 作業療法士)
・新入職オリエンテーションの接遇講義が開催されました。
講義では「精神科医療の現場で『接遇』を考えよう!!」と題して、サービス向上委員会の活動紹介の他、医療人としての接遇について基礎知識を学んで頂きました。今日学んだことを普段から心がけてそれぞれの現場でしっかり活かして欲しいと思います。
これから新入職のスタッフと共に更なる接遇向上に努めてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
・給食新メニューのご紹介
栄養科ではできるだけ意見箱の声にお応えできるように、栄養科職員総力を挙げて日々努力しております。今回は3月新メニューを2つご紹介させて頂きます。
【3月14日(クラムチャウダー、ブロッコリーピーナツ和え、ホワイトミニー)】
ホワイトデーにちなんで白い料理を中心に昼食を提供しました。
今回初めて『ホワイトミニー』というクリームチーズやヨーグルトの入ったゼリーを給食に出してみました。(栄養科)
【3月21日(プルコギ、大根とツナのサラダ、小松菜ソテー)】
牛肉に醤油や砂糖、コチュジャンなどで下味をつけ、野菜と一緒に焼く、韓流料理で代表的なメニューのプルコギを提供してみました。(栄養科)
・委員会で作成したカレンダー(4月)のご紹介
「院内の 花々 草木 笑顔呼ぶ」(1病棟)
「こころから 笑顔で伝える おもいやり」(薬剤科)
平成30年度 看護新人・新任期教育終了式
平成30年度 新人・新任期教育終了式を終えて
副看護部長 大島里美
3月26日に平成30年度の新人・新任期教育全ての研修を終えました。
2年目では事例を通し、受け持ち患者と自分との関係性を俯瞰的にみることや、様々な角度から患者理解を深めていく体験をしました。全員が理論を用いながら受け持ち患者さんのアセスメントを行い、看護計画をしっかり発表できていました。2年目の研修目標でもある「発信力をつける」ことも一歩前進したようです。何より、先輩に聞きながら(発表準備を)何時間もかけてやりました!と話す学習姿勢をとても嬉しく思いました。
3年目は事前課題をもとに自ら学習し考えをまとめて研修に参加することが求められます。
患者-看護師関係だけでなく、後輩育成やリーダーシップを今後とっていく上での自身の課題を知り、解決策を皆で話し合います。ロールプレイやグループワークなど3年かけて構築した気心知れた仲間内だからこその盛り上がりを感じることが出来ました。最終のレポートは読んでいるこちらの目頭が熱くなるほどの成長を感じることができ、今後の活躍が楽しみです。
1年目研修は今年も主任会の協力のもと活発な討議のもとより実践的な研修となりました。体験学習やリフレッシュ研修などを通し同期のつながりも深まり、皆が生き生きとしている姿に周囲もまた喜びを与えてもらえています。集合教育もそうですが、なにより現場での先輩達からの細やかな気配り声かけが新人の頑張りを支えてくれたように思います。
例年の終了式は先輩達からの寄せ書きに加え、主任会のサプライズDVDも重なりいつも以上に感動のものとなりました。
このように温かい職場環境で新人達を育てて下さった多くの方々に感謝致します。
看護新人教育を終えて
中央2病棟 川口亜衣
私は、大学の講義や実習で精神看護に強く惹かれ、患者さんの強みを活かした看護が行いたいと想い、精神科病院である福間病院に入職しました。
入職したばかりで、看護について分からないことや不安なことが沢山の私たちを1年間にわたり支えてくれたのは、病棟の手厚いご指導と、今回参加させていただいた新人教育でした。看護技術の演習では、主任さん達にアドバイスをもらいながら、実際に病棟で使われている物品を使用して演習することで、演習後、病棟で患者さんに行うときへの自信へと繋がりました。また、体験型実習では、自分が普段勤務している病棟とは別の病棟で過ごすことで、新たな発見や自分の病棟でも活かす事のできる看護ケアを学ぶ機会となりました。時にはグループに分かれ、臨床現場で大変だったことや悩んでいることを共有し、助言をして次に繋げていくといった演習内容もあり、同期と話す機会も増え、仲を深めるきっかけにもなっていました。新人教育修了式では、1年間の学びを発表し同期で共有することで、成長を認め合うことができ、また1年間私たちの成長を見守ってくださった主任さん達から一言頂くことで、自己の成長を実感することができました。
今年度からは、自ら希望し心理教育の担当になりました。患者さんの強みを活かした看護を行っていく第一歩だと思っています。自分がやりたいことに挑戦させてもらえる環境に感謝し、これからも絶えず学ぶ姿勢を持ち、多くのことを吸収していけるように日々努力していきたいと思います。
今回の新人教育でご指導頂いた、師長・主任の方々、また日々の看護業務を手厚く、優しく指導してくださった病棟の先輩方、本当にありがとうございました。