平成28年度「精神医療の向上に関する研究」表彰を受賞
西村教室「高齢者研究グループ」の取り組みである「統合失調症高齢者の体力測定結果と転倒の関連について~予備的調査~」が、平成28年度「精神医療の向上に関する研究」表彰を受賞し、平成29年3月8日(水)、福岡県精神保健福祉センターにて、当院精神リハビリテーション科、吉井作業療法士がグループ代表として表彰されました。
今回の研究は、当院入院中の高齢者の転倒回数と、半年毎に実施している体力測定結果6年間分との関係を分析し、今後の転倒予防にいかそうとするものです。座談会では、参加されていた方からの質問も多く、高齢化に伴う転倒防止対策について、精神科全体の意識がとても高いことが伺われました。この研究をもとに、さらに日々の作業療法が治療効果の高いものになるよう努力したいと思います。