新人看護師リフレッシュ研修
新人看護師リフレッシュ研修実施!
看護部 大島里美
令和元年度の新人看護師研修がスタートして早くも4ヶ月が経ちました。
緊張した表情の入職時の集合写真に比べ、最近では、自分で先輩に声をかけ率先して動く、頼もしい姿をよく見るようになりました。
同時に張りつめた緊張が、疲れとして心身の体調の変化に出てくる時期でもあります。
そのため、今月の新人研修(集合教育)は、主任会がリフレッシュ研修を計画してくれました。CVPPPの講義やグループワークの後は、アフターで師長、主任を交え盛大に交流会が行われました。普段はできない悩み話や、他病棟の人との交流など全てが新鮮で、どの席も笑い声が響いていました。
ここからが、折り返しです。後半の研修では他部署を経験する体験学習や技術チェックなども控えています。病棟でも、夜勤やリーダー業務の見習いなども始まり、新たな責任や緊張を求められるようになります。リフレッシュ研修で得られた同期の仲間や職場の先輩の助けを借りながら頑張って貰いたいと思います。
新人看護職員研修にむけて
救急病棟 1年目 森 桃花
私は、実習をしていく中で、精神科看護を通して患者さんとコミュニケーションを取りながら、 自分らしい生活を送ることが出来るような方法を一緒に考え、それを支援していきたいと思い精神科の看護師を目指しました。 福間病院に入職し、はじめて臨床の場に立たせて頂くと、病気による症状だけでなく、 それによる様々な要因が患者さんの生きずらさを作っていることを学びました。 このような患者さんの問題を自分がどのように看護していくことで解決していくことができるのかということに 難しさや戸惑いを日々感じながら過ごしています。 その中で、業務で重要なことを先回りして教えてくれる先輩方の存在や、困った事や悩み、疑問はすぐに聞け、 丁寧に教えて頂くことができる環境があることで少しずつですが成長出来ていることを感じています。 新人研修では各病棟の主任を中心に採血や経管栄養などの手技、記録の正しい書き方など看護の基礎となる土台を作って頂くことで 精神科看護という枠にとらわれず、看護師として必要な技術を学ばせて頂き、病棟で実践する際の安心と自信に繋がっています。 今後の研修では他の病棟に1日体験させて頂くなど、1年を通して精神科看護についての幅広い経験や知識を増やすことが出来る機会があるため、 看護師としての土台をしっかりと築いて行きたいと思います。 福間病院に入職し、病棟で患者さんと関わって行く中で病棟内から外の景色を楽しんでいる方や敷地内の散歩を楽しみにしている方が多いことを改めて感じているため、 この自然を十分に活用しながら患者さんが持っている強みを活かした看護が展開できるように日々精進していきたいと思います。