精神科/心療内科/児童思春期精神科/内科/歯科 福間病院医療法人 恵愛会 福間病院

INFORMATION FROM THE HOSPITAL病院からのお知らせ

看護新人教育~修了式~

新人研修を振り返って
中央3病棟 看護師 加藤俊太郎

期待と不安が入り交じった入職の日から一年が経ち、振り返るとあっという間でした。この一年で新人研修を通して学んだことは自分自身の看護の基礎となっていくような研修だったと思います。
新人研修ではまず、精神疾患や薬物療法について学びました。学校とは違う、臨床での現場の声を聞くことができ、必要な知識を正しく学ぶことができました。
また、精神科のおける特殊な分野として、法律や倫理、身体拘束などの研修も行なわれ、これらのことが、どのように看護に関わってくるのかグループディスカッションにて様々な意見交換が行なわれ非常に学びが深まりました。
座学以外では、採血や点滴などの医療行為の実践練習などの場も用意していただいたので、いざ臨床において実践となった際にとても役に立ちました。
実際の臨床場面では、患者さんと関わる中で、自分自身の看護の方向性に迷いや不安を感じる事も多くありました。しかし、毎月行われる新人研修の中で、新人同士のお互いの悩みや先輩のアドバイスを受けることで徐々に自信を持って看護を行なう事ができるようになっていったように思います。
今回ご指導下さった上司の方、患者さんに感謝の気持ちをもって病棟内外で積極的に学びを深めていきます。ありがとうございました。



新人教育修了式を終えて
副看護部長 大島里美

3月28日に、平成28年度新人教育修了式が行われました。
恒例となった新任時と同じ場所での写真撮影では、1年を通し自信を得た、引き締まった表情の新人達の姿が並びました。(ユニフォームが白から紺色にリニューアルしました)
修了式では、主任達が1年間の軌跡をビデオレターにまとめサプライズでプレゼントするなど、涙あり、笑いありの時間を過ごすことができました。夜の懇親会では師長達も合流し改めて自己の成長を振り返る機会となり、多くの人から支えられ今日の日を迎えられたことを実感できる場になったようでした。
新人は入職後、主任会を中心とした多くの人から支えてもらったという体験を重ねます。その、人から支えられた体験が次の後輩を支える際の糧となり自然に先輩が後輩を支える文化ができ、そのことが新たな新人を呼び込む力になっているのだろうと思いました。お蔭様で次年度も多くの新卒、新人達が希望を持って入職してくれることが決まっています。
主任会も、より充実した新人教育プログラムを準備し楽しみに待ってくれています。この皆で作り上げた教育風土を大切に今後も多くの新人が育ってくれる福間病院であることを切に願います。
追記となりますが2年目、3年目研修の修了式も無事修了することができました。2年目では理論を用いた事例展開、3年目ではリーダーシップ論やストレスマネジメント論をグループディスカッション中心に学び、それぞれが自身の課題を見つけることができたようです。今後さらに考える力を養いチームの中でのリーダーシップを取ってくれるものと思います。
教育に携わってくださいました多くの方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。