関西医大の嶽北先生がECTの講演に来てくださいました!
5月25日木曜日に関西医科大学の嶽北佳輝先生が講演に来てくださいました。嶽北先生はECT(電気けいれん療法)がご専門の一つで、日本精神神経学会のECT検討委員会でもご活躍です。福岡大学から非常勤で若手のご指導に来て頂いている堀先生のご紹介で、今回の講演が実現しました。1時間、ECTのエビデンスから施行時の注意点までわかりやすく講義して下さりとても有意義な時間でした。当院は救急病棟で若手の先生たち中心にECTを実施しているので、最先端の知見が知れる嶽北先生の講義はみんな興味津々でした。講演後、若手の先生や救急病棟の看護師さんが熱心に質問をしていました。
嶽北先生はご講演の後も救急病棟まで上がってきて下さり、処置室で実施のコツまで伝授頂きました。嶽北先生、堀先生、貴重な学びの場を頂き有難うございました!!これからもこのように外部講師の先生をお招きする機会を活発に持ちたいと思います。
福間病院 臨床研修センター長
鈴木 宗幸
指定医レポート添削中 (*´Д`)
そろそろ指定医申請の時期です。提出期限を2か月後に控え、3年間の実務経験を終えた先生たちから「レポート書いたのでチェックして下さい」と頼まれます。普段の臨床でケースカンファする時とかは「この用語の使い方は正確じゃない!」とか細かいことはあんまり言わないのですが、指定医レポートは別。厚労省からしてみりゃ、患者さんを強制入院させたり行動制限したりする権限を認める資格なので、法律上も医学上もきっちりとしたレポートを書かないと、「いい加減な奴に資格はやれん!」とバッサリ落としてくるわけです。僕が指定医を申請した頃も、「そんな重箱の隅で落とすの?」と、情け容赦なくレポート突き返された同僚を見ていたので、必死で準備しました。
「指定医レポートほど油断のならないものはない。」そういう先入観があり、かつA型性格の僕はかくしてこの時期、添削マシーンと化すわけです。「『100字程度で書くように』という欄の字数数えたら105字だった。これやばいんじゃないの?」「ここの言い回し。日本語としてちょっと不自然なんじゃないの?」「あ!ここの☑ボックス、入れ忘れてる!」本質的にはそんなこと、どうでも良い事なんですけどねぇ…。もちろん、法律上必要な記載に漏れがないか、主治医としてしっかりと診断・治療に関わったことが文章上に表現されているかどうか…。
要点確認しないといけないこともてんこ盛り。「この症例の肝はここだから、こう直した方が良いんじゃないの?」と赤ペン入れて、修正文を提案して、また書いてきてもらって…。ひとつの症例でたいてい3回はやりとりします。 普段の臨床とは使う脳の部位が違うので、平日の仕事終わって草臥れている状態だとはかどらないんですよねぇ。だから今日みたいな、休日のうららかな春の午後に取りかかることになる…。この仕事いつか誰か、代わりにやってくれないかなぁ…。でも僕より強迫的なキャラのやつ、あんまり居ないしなぁ…。みんな一生懸命書いてくるからなぁ…。まあ、とにかく頑張ろ!寸分の隙なく練り上げられたレポートって、読んでいて美しいしな♪(←強迫性格)
「指定医レポートほど油断のならないものはない。」そういう先入観があり、かつA型性格の僕はかくしてこの時期、添削マシーンと化すわけです。「『100字程度で書くように』という欄の字数数えたら105字だった。これやばいんじゃないの?」「ここの言い回し。日本語としてちょっと不自然なんじゃないの?」「あ!ここの☑ボックス、入れ忘れてる!」本質的にはそんなこと、どうでも良い事なんですけどねぇ…。もちろん、法律上必要な記載に漏れがないか、主治医としてしっかりと診断・治療に関わったことが文章上に表現されているかどうか…。
要点確認しないといけないこともてんこ盛り。「この症例の肝はここだから、こう直した方が良いんじゃないの?」と赤ペン入れて、修正文を提案して、また書いてきてもらって…。ひとつの症例でたいてい3回はやりとりします。 普段の臨床とは使う脳の部位が違うので、平日の仕事終わって草臥れている状態だとはかどらないんですよねぇ。だから今日みたいな、休日のうららかな春の午後に取りかかることになる…。この仕事いつか誰か、代わりにやってくれないかなぁ…。でも僕より強迫的なキャラのやつ、あんまり居ないしなぁ…。みんな一生懸命書いてくるからなぁ…。まあ、とにかく頑張ろ!寸分の隙なく練り上げられたレポートって、読んでいて美しいしな♪(←強迫性格)
福間病院 臨床研修センター長
鈴木 宗幸