指定医取得!

指定医になるための一番の関門はケースレポートの作成です。必要な要件を満たした症例に主治医としてしっかり関わっているか、精神保健福祉法をしっかりと理解して、法的に定められた手続きに沿って人権に配慮しつつ入院治療を行ったか、医学的にみて診断、治療内容は妥当か。これらのポイントを全て満たしつつ2000字の字数制限の中でレポートを作成しなければいけません。適切な症例を5つ選んでまずレポートを書いてもらい、指導医との間で何度もチェック、修正のやり取りをして仕上げていきます。
作成指導をする際に、当院の連携病院になって頂いている山口県立こころの医療センターの兼行浩史先生が作成された「適切な新規申請のために」の手引きが非常に参考になりました。兼行先生、ありがとうございました!この手引きは講習会にて配布されます。また、当院でも独自にケースレポート作成の要点をまとめた手引きを新たに作成しました。今後取得を目指す後輩の先生方の参考になる内容だと思います。
指定医を取得するために通る一連の申請手順は、自らの医療が法的に見て正しく適切なものなのか、あらためて勉強しなおす絶好の機会ですし、責任ある資格を得るにあたって欠かすことのできないイニシエーションだと思います。ここからが責任ある精神科医師としてのスタートですが、ひとまずはお二人の門出を祝福したいと思います。本当におめでとう!
福間病院 臨床研修センター長
鈴木 宗幸